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痛くない大腸内視鏡検査、日帰り大腸ポリープ切除

大腸は小腸よりつながる肛門までの1.5m程の管腔臓器で便を貯留させる臓器であり、便から水分を吸収します。1980年代では脳卒中が日本人の死因第一位でありましたが近年、がんが第一位となっており、その要因として食の欧米化による大腸癌の増加が影響しています。国立がんセンター調べでは2014年癌患者数は男性第3位、女性第2位。2017年死亡数は男性第3位、女性第1位となっておりこのまま増加すると全癌のうち大腸癌(直腸癌を含む)は男女とも第1位となる可能性もあります。大腸癌の多くは大腸ポリープより数年かけて生育し、発癌したもの(adenoma-carcinoma sequence)が多いといわれています。

大腸内視鏡

一昔前まで、大腸内視鏡受けることは苦しい、痛い、辛いの三重苦を強いられてきました。実際は辛い検査ではないのですが、施行する医師の技術に多く差がありこのようなイメージが定着してしまっています。

当院では軸保持短縮法という挿入法での挿入が多くの患者さんで可能です(8割以上)

軸保持短縮法は技術習得が困難であり多くの施設でその挿入法を受けることが困難ですが、痛みがほとんどなく検査を受けることが可能です。

検査時に切除必要なポリープ、もしくは癌(粘膜内癌もしくは粘膜下層軽度浸潤の早期癌)が見つかれば特殊光観察をその場行い、日帰り切除が可能です。

日帰り手術ができないくらい大きな場合、他院にて入院で切除させていただきます。(ご希望の病院に紹介することも可能です)

検査には予約が必要です(前日から下剤を内服していただきます)。

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