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漢方診療

昭和51年に漢方薬が保険適応となり、以来数多くのエビデンスが蓄積され、「東洋医学」に基づく「漢方薬」の効果効能が見直されています。漢方薬は西洋薬の150年に比べて2000年以上の歴史があり、長い積み重ねの試行錯誤による経験則に基づいています。西洋薬は直接ホルモンや器官に直接作用し、効果を発揮するのに対して、漢方薬は生薬を組み合わせたものであり、体質改善で病に向き合います。
「中庸」とは「偏りのない状態」という意味を指しますが、漢方はまさに不調を取り除き、中庸を目指す医療です。
漢方薬は西洋薬にくらべて副作用が少ないというメリットがありますが、皆無というわけてはありません。問診、脈診、舌診など診察するだけでなく安全に配慮し、血液検査等も必要があれば行います。
我々医師は、西洋医学的治療でなかなかうまくいかなかった病気が漢方でよくなったということに経験上多く遭遇します。
現在は、約150種類もの漢方薬が健康保険で処方することができ、当院では数多くの種類の漢方薬を処方可能です。また症状にあわせて漢方薬を翌日に取り寄せることが可能です。
お気軽にご相談ください。
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